新潟には新潟5大ラーメンと言われる、5種類のラーメンが存在します。
メディアなどにも、たびたび紹介される新潟5大ラーメンとは?
その歴史と有名店舗などを、新潟県在住の筆者が探っていきます。
この記事を読めば新潟5大ラーメンの謎が解けるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
- 新潟5大ラーメンの歴史を知りたい
- 新潟5大ラーメンの有名店を知りたい
新潟5大ラーメンとは
新潟5大ラーメンとは
- 新潟あっさり醤油ラーメン
- 新潟濃厚味噌ラーメン
- 燕三条背油ラーメン
- 長岡生姜醤油ラーメン
- 三条カレーラーメン
の、5種類のラーメンになります。
TVチャンピオンラーメン王選手権で名を轟かせた、ラーメン評論家の石神秀幸氏が定義した「新潟4大ラーメン」に三条カレーラーメンを加えたものです。
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- 新潟市 13,734円
- 山形市 13,434円
- 宇都宮市 10,321円
- 秋田市 8,544円
- 盛岡市 8,462円
上記のように新潟は、日本一ラーメンが盛んな県であり、その影響も有り【新潟5大ラーメン】が定義されたようです。
上位に入っている県は東北地方が多く、寒冷地ゆえに暖かいラーメンが愛されている理由ですね。

新潟あっさり醤油ラーメン
新潟あっさり醤油ラーメンは、新潟市古町・新潟島周辺の屋台が発祥と言われています。
細麺の支那そばを使い、スープはあっさりとした醤油だし。
具もメンマ・ネギ・チャーシュー・ナルトといった王道がメイン。
創業53年 三吉屋
創業55年 蓬来軒
50年以上の歴史を感じさせる、昔ながらのラーメンという感じですね。
あっさりしていてとても美味しそうです😍
新潟濃厚味噌ラーメン
新潟濃厚味噌ラーメンは、現【新潟市西蒲原区】旧【巻町】が発祥といわれています。
特徴は濃厚味噌ラーメンを割スープで調整しながら食べるスタイル。
味の変化を楽しみながら、自分流の食べ方を確立できます。
麺は太麺を使っているお店が多いです。
スープは割スープで薄めなくても、十分美味しい濃さです。最後に割スープで飲み干す人も多いです。
具は、味噌ラーメンといえば野菜!といわんばかりに野菜がたっぷりのっているスタイルが主流。
元祖新潟濃厚味噌ラーメン こまどり
こまどりから派生した 東横
燕三条背油ラーメン
燕三条背油ラーメンは、名前の通り【燕・三条】が発祥です。
特徴は、極太麺ちぢれ麺と背油が入ったスープです。
具は白髪ネギではなく、玉ねぎのみじん切りが入っているのが特徴です。
由来は、燕三条は金物の街として、工場や職人さんが多かったため、時間に融通を利かせるため
伸びにくい太麺を使い、冷めにくいようにスープに背油を覆ったのが由来です。
ラーメンにも、土地の歴史や文化が強く影響されている良い例ですね。
元祖背油ラーメン 杭州飯店
らーめん処 潤
長岡 にくまる
圧倒される見た目ですね!こってり好きにはたまりません。
長岡生姜醤油ラーメン
長岡生姜醤油は、名前の通り長岡市が発祥です。
豚骨の臭みを消すために、生姜を入れたのが由来だそうです。
豪雪地域の長岡ゆえに、生姜で体を温めるというのも由来の一つです。
麺は、中細のストレート麺を使っているところもありますが、ちぢれ麺のところもあります。
スープは生姜の味がほのかに香る店舗と、ガッツリ生姜の味を出している店舗で別れています。
具は、ネギ・ホウレン草・メンマ・ナルト・チャーシューといった王道スタイル。
特にチャーシューは、各店舗力を入れていて、味の染みついたホロホロのチャーシューを使っています。
元祖長岡生姜醤油 青島食堂

長岡生姜醤油の老舗 あおきや

地元に愛される長岡生姜醤油 みずさわ

洗面器サイズで出てくる長岡生姜醤油 ヒグマ(長岡店)

同じく洗面器サイズの器が特徴 たいち


三条カレーラーメン
三条カレーラーメンは、三条市が発祥です。
最後に5大ラーメンに仲間入りした訳ですが、詳しい由来は謎に包まれています。
昭和初期には、食べられていたそうです。
ラーメンの上にかける【あと乗せタイプ】とスープに混ぜる【混ぜ込みタイプ】があります。
大衆食堂 正広
バス長ラーメン
なかなか、他の県ではお目にかかれなそうなインパクトのあるラーメンですね。
最後にご飯投入なんて食べ方も、有りです。
まとめ
新潟5大ラーメンについてササっとご紹介しました。
気になるラーメンはありましたか?
ぜひ新潟に来た際は、新潟独自のラーメン文化を楽しんでいってください!
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