ヒップシートキャリアと抱っこ紐って何が違うの?
ヒップシートは抱っこ紐より乗せる感覚で使えるよ
子供を抱っこするのに、一般的に使われるのは抱っこ紐です。
抱っこ紐とは別に、ヒップシートキャリア(以下ヒップシート)を使う人が増えてきています。
筆者も、抱っこ紐とヒップシートを使い分けて利用しています。
ヒップシートって危なくないの?
正しい使い方をすれば危なくないよ!
ヒップシートは、座面に乗せるだけなので危険に感じる人も多いです。
当記事では、抱っこ紐とヒップシートを併用している筆者が、
ヒップシートの正しい使い方・メリット・デメリット・おすすめのヒップシートを紹介しています。
ヒップシートは数多くの種類があるので、適当に決めてしまうと後悔してしまう可能性があります。
この記事を読めば、ヒップシートについて詳しくなれるので、ヒップシートの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
- ヒップシートについて知りたい
- ヒップシートのオススメを知りたい
- ヒップシートの口コミ・評判を知りたい
この記事の結論
- 両手がフリーにならない
- 落下に注意が必要
- 下腹部骨盤に加重される
- ぐずった時が大変
- 使わない時にかさばる
- 肩・腰への負担が軽い
- 乗り降りがしやすい
- 熱が籠らない
- 子供の足が圧迫されない
- 収納が付いている
キャリア付きを利用することで、デメリットが軽減できるよ
ヒップシートキャリアとは
ヒップシートとは、腰に座面を付け子供を乗せるアイテムです。
写真のような感じで利用します。
キャリアが装着可能となっていて、抱っこ紐と似たように利用できるものも多いです。
キャリアを使うことによって、抱っこ紐のように使えるよ
抱っこ紐との違いは?
抱っこ紐とヒップシートの大きな違いは、【包み込むor乗せる】です。
体重を支えるカ所も違うので、負担になる場所も違ってきます。
用途イメージ | 支えるカ所 | |
---|---|---|
抱っこ紐 | 包み込む | 肩・腰 |
ヒップシート | 乗せる | 腰前部 |
ヒップシートは乗せるだけなので、乗り降りがスムーズにでき快適。
肩で支えないので、肩の痛みが軽減されるなどの特徴があります。
ヒップシートキャリアは本当に必要?
抱っこ紐だけあれば平気じゃないの?
抱っこ紐に何の不満もない人は、ヒップシートは必要ありません。
抱っこ紐に下記のような不満がある人は、ヒップシートの利用を考える必要があります。
- 乗り降りが大変
- 肩がこる
- 抱っこ紐の中で熱が籠る
- 子供の太ももが圧迫される
- 小物収納が欲しい
ヒップシートを利用することで、このような不満が解消される可能性があります。
筆者は、ヒップシートを使って不満が解消されました
ヒップシートのデメリット
ヒップシートには、以下のデメリットがあります。
- 両手がフリーにならない
- 落下に注意が必要
- 下腹部骨盤に加重される
- ぐずった時が大変
- 使わない時にかさばる
両手がフリーにならない
抱っこ紐と違い、座面に乗せているだけなので、しっかり手で支えてあげる必要があります。
そのため、抱っこ紐と違い両手をフリーにすることができません。
一人で買い物をしながら、ヒップシートを使ったりするのは難しいです。
買い物などの時は、キャリアやベビーカーを使おう
落下に注意が必要
抱っこ紐と違い支えるものがないので、バランスを崩したら、そのまま落下してしまう恐れがあります。
落下の恐れがある場合は、キャリアを装着しましょう。
キャリアを使うか、しっかり手で支えてあげよう
下腹部骨盤に加重される
ヒップシートは、肩や腰の負担が軽減されます。
その代わり、下腹部・骨盤周辺に加重され圧迫される場合があります。
特に女性は生理中・出産直後の骨盤が不安定な時期の使用に、注意が必要です。
安価なものは、座面に接触する部分のクッション性が劣る場合があるので、注意が必要です。
ぐずった時が大変
ヒップシートに乗せているときに、ぐずり始めると手が付けられない時が多いです。
抱っこ紐は、動きを制限できますが、ヒップシートは手で押さえているだけなので、暴れ始めると大変。
一度、ヒップシートから降ろして機嫌が良くなるのを待つしかありません。
使わない時にかさばる
ヒップシートは座面部分がかさばるので、使わない時に邪魔になりやすいです。
最近では、折りたたみ可能タイプやコンパクトタイプも出てきているので、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
選ぶヒップシートによってデメリットは解消できるよ
ヒップシートのメリット
ヒップシートと抱っこ紐を比べたとき、以下のようなメリットがあります。
- 肩・腰への負担が軽い
- 乗り降りがしやすい
- 熱が籠らない
- 子供の足が圧迫されない
- 収納が付いている
肩・腰への負担が軽い
抱っこ紐の場合、肩や腰へ子供の体重がドシンと伝わってきます。
ヒップシートは、安定した座面に子供を乗せて腰の前で支えるので、肩への負担がありません。
ヒップシートを使うことによって、抱っこ紐による肩こり・腰痛の悩みが解消された人は多いです。
乗り降りがしやすい
抱っこ紐に比べ、ヒップシートは乗り降りがしやすい構造になっています。
1歳前後になると、抱っこ紐で拘束されるのを嫌がる子供が増えてきます。
抱っこ!降ろして!を繰り返す子供には、最適です。
ヒップシートなら、サッと乗り降りできるのでとても便利
熱が籠らない
抱っこ紐は、赤ちゃんを包み込み熱が籠るので、夏場に使いずらいデメリットがあります。
抱っこ紐で抱っこしていたら、子供が汗でビショビショなんて経験がある人も、多いのではないでしょうか。
ヒップシートは、熱が籠ることもないので、夏場に使いやすく、子供が汗でビショビショになることもありません。
子供の足が圧迫されない
筆者が抱っこ紐を使っていると、子供の足の付け根が圧迫される時がありました。
ヒップシートなら、座面がしっかりしているので、子供の体重が足の付け根にかかることがなくなりました。
ウエストポーチ型の収納が付いている
ヒップシートには、収納が付いているタイプが多いので、小物をしまっておけます。
ウエストポーチのように、簡単に小物を取り出せて便利です。
ヒップシートキャリアの種類
ヒップシートに装着できるキャリアは、2種類あります。
- ショルダータイプ
- 肩掛けタイプ
その他に、サイドタイプのヒップシート(グスケット)というものもあります。
ショルダータイプ
- 長時間抱っこも快適
- 両手がフリーにできる
- 安定感抜群
肩掛けタイプ
- 装着が簡単
- ショルダータイプより安価
サイドタイプ(グスケット)
- 軽量化
- 持ち運び便利
いつからいつまで利用可能?
新生児から3歳児頃まで利用可能です。
ヒップシートの耐荷重は15kg~20kgが多いです。
長い期間利用する場合は、耐荷重の多いものを選びましょう。
ヒップシートの口コミ・評判
ヒップシートを利用している人の、感想を集めてみました。
ヒップシートキャリアおすすめメーカー
ヒップシートキャリアの、オススメメーカーを紹介します。
- ポルバン
- ケラッタ
- ハグラク
- ベビーアンドミー
- ナップナップ
ポルバン
- 座面の作りがしっかりしている
- クッション性が良く負担が少ない
- キャリア部分が別売りで購入できる
- 利用者が多く実績もあり、安心して使える
- 収納部分が少ない
- 折りたたみ不可、携帯性が悪い
ポルバンのヒップシートは、機能性抜群なのが特徴。
座面の作りもしっかりしていて、子供が滑ることもありません。
クッション性も良く、腰への負担も感じにくいのが特徴です。
キャリア部分は別売りなので、パーツごとに購入できるのはありがたいですね。
収納面はイマイチの評価で、オムツとおしりふきでいっぱいになるという口コミが多いです。
折りたたみ収納できない点も、マイナス評価となっています。
ケラッタ
- コスパが良く、セカンド抱っこ紐に最適
- 軽い
- 収納部分が大きい
- 座面部分が滑りやすい
- 折りたたみ不可、携帯性が悪い
- クッション性がやや乏しい
ケラッタのヒップシートは、安価でコスパが良いのが特徴。
本体重量303gと超軽量で扱いやすいのも◎
収納部分がひろく、荷物を多く入れやすい構造になっているのも高評価です。
座面部分が滑りやすく、クッション性がやや乏しいので長時間の利用には不向きです。
折りたたみ不可なので、利用しない時はかさばる点は、低評価となります。
ハグラク
- 折りたたみ収納可能
- 収納部分が大きい
- クッション性◎
- サイズ調整が簡単
- キャリアの別売りがない
ハグラクのヒップシートは、座面が折りたたんで収納できるのが特徴。
機能性も素晴らしく、特に問題点はありません。
サイズ調整が簡単で、小柄なママに人気があります。
パパとの併用も問題なく利用できます。
ヒップシート部分のみの販売がなく、キャリアとセット売りになっているので、価格が高くなってしまうのが難点です。
キャリア付きで使いたい人向けと言えます。
ベビーアンドミー
- 機能性抜群
- SGマーク取得
- キャリアの別売りがない
- 折りたたみ不可、携帯性が悪い
- 価格が高い
ベビーアンドミーのヒップシートは高品質で、作り・素材・クッション性ともに◎
安全性もSGマークを取得しているので、間違いありません。
折りたたみが不可なことと、高品質ゆえに価格が高めなのがネックとなります。
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ナップナップ
- 機能性抜群
- 折りたたみ可能、携帯性◎
- 収納部分が大きい
- キャリアの別売りがない
- 価格が高い
ナップナップのヒップシートは、機能性抜群です。
折りたたみ可能で、収納も多いのでいろいろな場面で利用できます。
※座面に物を入れてると、折りたためないので注意。
キャリアの別売りがなく、価格も高めになっているのがネックになります。
ヒップシートキャリアを利用している芸能人
菊地亜美さん
別動画の、買って良かったグッズ紹介でも取り上げていて大満足しています。
安田美沙子さん
安田美沙子さんは、ヒップシートを愛用するだけでなくプロデュースもしています。
辻希美さん
辻希美さんも、ポルバンのヒップシートを利用しています。
ヒップシートの中でもポルバンは愛用者が多く実績もあるので、安心して使えますね。
ヒップシートキャリアを安く買うには?
ヒップシートキャリアを安く購入するには、インターネットでの購入が一番です。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonは、セールやポイント還元が豊富なので、通常価格より安く購入できる可能性が高いです。
買う前に試しに使ってみたい、旅行など短期間で利用したい人は、レンタルもアリ!
ベビー用品レンタルサービスのベビレンタは、ヒップシートのレンタルを行っているのでオススメです。
フリマアプリで探してみる
ベビー用品は、利用期間が限られているため中古品が多く出回っています。
中古品でも問題ない人は、メルカリなどのフリマアプリで探してみると良いでしょう。
※ベビー用品の中古品は状態確認に注意
アカチャンホンポ・西松屋で試してみる
ヒップシートを購入する際は、実際に子供を乗せて感触を試してみましょう。
ネットショッピングは安く買える場合が多いですが、素材感や使用感などが試せません。
アカチャンホンポ
まとめ
ヒップシートは抱っこ紐と使い分けて利用すると、かなり便利です。
筆者も抱っこ紐での悩みが解決でき、とても満足しています。
抱っこ紐での悩みがある方は、ヒップシートを利用してみましょう。
本当に必要かしら?
必要かどうかよくわからない人は、一度レンタルして使ってみるのもいいと思います。
ベビー用品レンタルのべビレンタでは、ヒップシートのレンタルがあるので、試してみましょう。
\ ヒップシートを試してみよう /
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