ストローマグって必要なのかしら?
間違った使い方をすると、子供の成長に悪影響だよ!
生後1歳前後になると、哺乳瓶を卒業してコップやストローで飲み物を飲む練習をする時期になりますね。
そこで悩むのが、ストローマグにするかコップマグにするか。
ストローマグは、こぼれにくいものが多く、子どもが飲みやすいイメージを持つ人も多いと思います。
そのため、【哺乳瓶→ストローマグ→コップマグ】の流れで練習する人が多いです。
筆者も、哺乳瓶卒業後は、こぼれにくいストローマグを愛用していました。
しかし、実はストローマグには大きなデメリットが潜んでいることを発見しました!
当記事では、ストローマグの注意点や使い方を説明していきます。
これから、哺乳瓶を卒業して、ストロー飲みやコップ飲みの練習をしようと考えている人は必見。
当記事を参考に、ストローマグが本当に必要か判断していきましょう!
- これから、ストロー飲み・コップ飲みの練習をさせたい人
- ストローマグの利用を考えている人
この記事の結論
- 哺乳瓶卒業後は、コップマグから飲み方を練習するのがベスト
- コップマグをメインで使い、用途によってストローマグを併用しよう
歯並びや噛み合わせが悪い状態になること
\ 最初の練習はコップマグから!/
\ コップ飲みができたらストロー飲みも練習! /
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ストローマグは必要なのか?
しかし、コップマグとは違ったメリットもあるので、用途に合わせてコップマグと使い分けるのがベスト。
また、ストローマグ最大の注意点を、しっかり把握しておきましょう。
ストローマグ最大の注意点を説明するよ
ストローマグで飲み方の練習はNG!?
コップ飲みの前に、ストローマグで練習しようと考えている人も多いと思います。
ここが最大の注意点です。
「しあわせ歯ならびのつくり方」では、ストローマグは使ってはいけない赤ちゃんグッズの筆頭と書かれていました。ストローマグというのは、ストローと上ぶたがついた乳幼児向けのマグカップで、持ち手が二つついています。1歳未満の乳児でも使いやすく工夫されています。
飲みものをこぼさずに飲みやすいストローマグはとても重宝ですが、哺乳瓶からのステップアップに使うのはNG。
西辻歯科医院より引用
赤ちゃんの正常な発達からみると、スプーン→コップ→ストローの順番に飲み込みができるようになります。離乳食を進める過程でストロー飲みができなくても、コップ飲みが上達するのは自然なことで、1歳半~3歳ごろまでストローでじょうずに飲めないことも少なくありません。
ベビーカレンダーより引用
歯科医や子供医療専門医からは、早い段階でのストローマグの利用に否定的な意見がみられます。
ストローマグの商品説明には、生後7・8ヵ月~と明記されているものも多いです。
そのため、難易度の高いコップ飲み前に、ストロー飲みで練習という考えが広まっていったと思われます。
ストローマグでの練習はなぜNGなのか
母乳や哺乳瓶で、ミルクを飲む場合、舌が上あごにつかない状態で飲みます。
成長していく過程で、飲み物を飲むときに、舌を上あごにつけながら飲むように変化していきます。
ストローで飲み物を飲む場合は、舌が上あごにつかない状態で飲むことになります。
そのため、ストロー飲みでは赤ちゃんの飲み方の練習には適さないことがわかります。
実際に自分で飲んでみると良くわかるよ
コップマグと併用しよう
ストローマグは、嚙み合わせや歯並びに悪影響を与える可能性があると、先述しました。
ただ、哺乳瓶から次のステップとして、ストローマグを利用する場合に限ります。
実際、ストローマグはとても使いやすく、筆者も利用しています。
成長過程や利用場面ごとに、ストローマグとコップマグを使い分けることが一番だと考えます。
後述に、それぞれのメリット・デメリットをあげているので、参考に使い分けてね
コップマグとは?
コップマグとは、普通のコップに蓋が付いていて、赤ちゃんがコップ飲みを習得する時に利用します。
容器のふちを唇で挟むことにより、中身が出てくる構造となっています。
中身がこぼれにくい構造になっているものが多く、逆さにしたり振っても安心です。
ストローマグよりも、飲み方を習得するのが難しかったです。
そのため、コップマグよりストローマグを先に使わせてしまいました。
ストローマグを先に使っていたので、歯並びや嚙み合わせが心配だよ
ストローマグを先に利用していると、不正咬合の原因になるかもしれないので注意して下さい。
\ 最初の練習はコップマグから!/
\ コップ飲みができたらストロー飲みも練習! /
ストローマグのメリット・デメリット
- 不正咬合の原因になりやすい
- 洗いにくい
不正咬合になりやすい
哺乳瓶卒業後、次のステップにストローマグを利用すると、不正咬合の原因になる場合があります。
飲み方の練習をするなら、コップマグを利用しましょう。
洗いにくい
ストローマグは、ストローや付属部品が多く、作りも細かいので洗いにくいのがデメリット。
専用の小さなブラシが同梱されている商品もありますが、コップマグより洗いにくくなっています。
- 落としても汚れにくい
- 傾けなくても飲める
- 飲み方を覚えやすい
落としても汚れにくい
ストローマグは、落としても飲み口が地面に触れにくくなっています。
外の公園など、地面が汚れている場所で利用しやすいのがメリット。
子どもは落としやすいから、助かってます
傾けなくても飲める
ストローマグは、コップマグと違い容器を傾ける必要がありません。
ハンドルを両手で持ち、さらに容器を傾ける必要が無いので、スムーズに飲むことができました。
筆者が利用しているストローマグは、ストローの吸い込み口に部品が付いているタイプの物を使っています。
このタイプのストローマグは、容器をさかさまにしても飲めるのでとても便利です。
飲み方を覚えやすい
コップマグよりも飲み方を覚えやすいので、子どもも利用しやすいです。
1日で飲み方を覚えたよ
\逆さにしても、しっかり飲める/
コップマグのメリット・デメリット
- 落とすと汚れやすい
- 傾けないと飲めない
- 飲み方を覚えにくい
落とすと汚れやすい
コップマグは、ふち全体が飲み口となっているので、落とした場合に飲み口が汚れる可能性が高いです。
地面が汚れている公園などでは、ストローマグを利用したほうが、落とした場合を考えると安心。
傾けないと飲めない
コップマグは、容器を傾けないと飲めないです。
私の子どもは、頭を上に向けて飲む動作が苦手で苦労しました。
頭を上に向けて飲もうとして、口からこぼれることもあり慣れるまで大変でした。
飲み方を覚えにくい
コップマグは、唇でふちを挟んで中身を飲まなければいけません。
特別な動作なため、小さい子どもは飲み方を覚えるの時間が必要な場合が多いです。
中身を飲みたいけど、飲めなくて泣いちゃうときもあったよ
ゆっくり飲み方を教えることができない時は、ストローマグを利用することも。
- 哺乳瓶卒業のステップに最適
- 洗いやすい
哺乳瓶卒業後のステップに最適
コップマグは、正しい舌の使い方を覚えることができます。
不正咬合になりにくく、哺乳瓶卒業後のステップに最適です。
洗いやすい
ストローなど、細かい部品がないのでストローマグよりも洗いやすいです。
普通にコップを洗う感覚で、ササっと洗えます。
忙しい子育て時期に、洗い物に時間を取られたくないね
\洗いやすく、コップ飲みの練習に最適/
こぼれない・逆流しない物がオススメ
コップマグ・ストローマグは色々な種類が販売されています。
安いものなら、100均でも販売されています。
筆者も、最初は100均一のストローマグやコップマグを利用していました
しかし、安いものは作りが雑で逆流しやすかったり、こぼれやすかったりとイマイチでした。
子どもは、コップに中身が入っていようが、容赦なく振ったり逆さまにしたりします。
その度に、拭いたり洗濯したりと余計な仕事が増えるのは苦痛すぎます……
2,000円以内で、逆流防止弁やこぼれにくい構造の、コップマグやストローマグが販売しています。
こぼれにくく、逆流しない構造の物を利用しましょう!
ストローマグの口コミ・評判
ストローの先に重りがあるので、逆さにしたり寝転がっても飲めるという口コミ。
これは、筆者も完全に同意見で、とても便利です!
コップマグの口コミ・評判
歯並びに悪影響が出る可能性を懸念して、ストローマグからコップマグに変えた口コミ。
ふち360°どこからでも飲め、逆さにしてもこぼれにくいと大満足しています。
噛み癖がある子どもは、コップマグの方が飲みやすいという口コミ。
筆者の子どもは、ストローの方が飲みやすそうでしたが、噛み癖がある子どもはコップマグの方が飲みやすいのかもしれません。
ストローマグよりコップマグの方が、ぐいぐい飲んでくれたという口コミ。
ストローマグの方が飲みやすいから、まずはストローマグから練習という意見が多い中、意外な口コミ。
コップマグの方が飲みやすく感じる子供も多く、不正咬合にもなりにくいなら、哺乳瓶卒業後はコップマグから練習するのがベストですね。
まとめ
ストローマグについて解説してきました。
筆者も、最初はストローマグで飲み方の練習をしていたので、まさか歯並びに悪影響が出るとは……。
子育てには、当たり前だと思っていたことが、実は違ったなんてことが多いですね。
子育て情報は、しかっりした精査が必要だね
筆者が実際に使っている、便利なコップマグとストローマグ
\ 最初の練習はコップマグから!/
\ コップ飲みの次はストロー飲みも練習! /
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